介護施設勤務の事務職30代。コロナ禍での介護現場の現状を暴露

私は介護施設で事務の仕事をしています。

介護職ではありませんが、介護業界の一員です。

コロナ禍になってからは、毎朝検温チェックから始まります。

37度以上あれば施設へ連絡し、上司よりここ一週間の行動記録を口頭で伝えます。

体調も特別悪くなければ出勤の許可がでます。

出勤をし、タイムカード打刻をしたらその場で検温。

記録を記入し業務を行います。

元は職員から発生する新型コロナウイルスと思われていましたが、

デイケアの利用者様からの発生も3度ありました。

そこからは電話対応に追われ、常に電話がなっている状態でした。

なぜなら、入所者様の御家族へも連絡し、完全に施設を閉鎖したからです。

デイケア利用者様全員のご自宅へナースが出向きPCR検査を行いました。

他のグループ施設からは足りない医療、介護用品などを届けて頂きました。

賑やかだった施設内は、見えないウイルスによってとても暗闇にいるような感じとピリピリとした空気感でいっぱいでした。

それからコロナウイルスの療養期間が明け、徐々に戻ってきてはいますが、よりいっそう気を使い徹底して業務を行っております。

高齢者相手の仕事はとても大変です。

お給料以上の働きをしていると誰もが思っていますが報酬は上がらず、上がっても200.300円だと聞きました。

見返りは求めないですが、日本の医療、介護、そして保育にもっと手厚くなればいいなと考えております。

そうすればおのずと個人のモチベーションも上がるのではないかと思います。